2011年3月30日水曜日

原発14 最悪の事態について

最悪の事態について、私の考えを書きます。

最悪の事態その1

原発周辺地域で起こり得る「最悪の事態」は想像もつきません。
しかし首都圏においては「最悪の事態」は既に起こってしまった、と考えています。

大気、土壌、海、農作物、牛乳、魚介類、水道水、全て放射能汚染されました。
東京の大気中、水道水、雨に含まれる放射線量は日を追うごとに低下していっているようですが、これは一時的なこと。天候、風向き、原発の機嫌次第で、いつまた高濃度の放射性物質が首都圏にやってくるかわかりません。
いくら屋内退避マニュアルを遵守していたところで、じり貧になるのは明らかです。
長期にわたり、放射性物質に肌を曝し、放射性物質を体内に取り込むことになると思います。
あとは単なる程度の問題で、今は「ただちに健康に影響はないレベル」だそうですが、明日、来週はどうなるかわからない、というところです。
首都圏からはペットボトル水が消えているそうですが、そういう飲料水(お茶なども含め)も採水所や製造所が汚染されていたら意味がないと思います。汚染地域に住んでいる限り、放射能から逃げることは出来ません。

それをふまえて首都圏で生活していくなら、「ガンになってもしょうがない、それが寿命だ」と割り切るしかありません。そもそも放射能だけでなく、世の中は体に悪いもので溢れています。発がん性の食品添加物、排気ガス、たばこ(副流煙含む)、精神的ストレスetc。そういうものの中に「放射能」が入った、とでも受け入れるしかないでしょう。
たばこと放射能どっちが危険かなんて知りません。政府を信じれば今のところ「ただちに健康に影響はない」んだそうです。私は信じてませんが、それは長くなるのでまた。

ある程度の年齢の方ならガンのリスクが上がるほどの被曝をしても発症の前に寿命が来るので大丈夫(?)だと思いますが、若者や子どもはやはり注意するべきだと思います。放射能は卵子や精子の遺伝子も傷つけるので、そういう意味でも将来子どもが欲しい人は神経質になるべきです。

これが「最悪の事態」というのは甘いのかな?もっと恐ろしいことが起こり得るんだろうか?

最悪の事態その2

ここからは私の妄想オンパレードです。
仮に、現場作業員の決死の努力にも関わらず、原発が大爆発を起こし、原爆並みの威力で放射性物質を吹き飛ばしたとします。
そして致死量の放射性物質を含む雲が風に乗って南下。東京都到達まであと24時間。

この状況下での政府の対応はおそらく、「いかに24時間この事実を隠し通すか」のみになると思います。東京都民を24時間以内に全員安全圏に移動させるのは不可能。この事実が明らかになればパニックは必至。ならばもう隠すしかない。こんな風に。

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0EBE2E1E18DE0EBE2E1E0E2E3E39191E3E2E2E2

政府要人等はちゃっかり離脱しますが、一般市民は見殺し。あるいは都民閉じ込めを図って全鉄道の停止くらいするかもしれない。実際パニックになったら道路も動かないので車での離脱も不可能。絶対に助かりません。絶対に。

もう起こってしまっているかもしれません。放射能は無色透明無味無臭。30分前から致死量の放射線が東京に降り注いでいるかもしれません。テレビも特に騒いでいないし、街の人々も普通の今。でもそれが政府の必死の情報統制によってもたらされている平穏だとしたら。



・・・だとしたら、なんて言われてもどうしようもないですね、すみません。聞き(読み?)流してください。

0 件のコメント:

VPS