2014年2月20日木曜日

つわりに苦しむ妻をイラッとさせる禁句9パターン

mixi ニュースから。記事のコピペは日記の一番下。

1. 
なんで「病気じゃないから平気」って発想になるんだろうね。 
風邪でも末期癌でもなんでもいいけど、ベッドから出られないのは病気だからじゃなくて苦しいからじゃん。 
妊娠による体調不良が「病気」と定義されるのかどうかとかどうでもよくね? 
苦しいから動けないのに「妊娠は病気じゃない、動かないのは甘え」って的外れだと思う。 

まあ男性の場合「苦しい=病気」であって、病気じゃないのに苦しいってことがあんまりないからわからないのかな? 
苦しいならば病気→病気でないならば苦しくない→妊娠は病気ではない→妊娠は苦しくない 
みたいな。 
苦しい苦しいとは言うけど、まあ多少苦しいんだろうけど、言うほどは苦しくないんじゃね?だって病気じゃないから。くらいの認識。 

あと病気の時に安静にするのは苦しくて動けない以外に、動くことによる病気の悪化を防ぐという意味もある。 
その点、妊娠の場合は苦しかろうが辛かろうが十月十日我慢すれば自動的に健やかな赤子が生まれ、妻も妊娠状態から解放される。 
妊娠は病気じゃないから動いても悪化することはないし、動かなくて好転することもない。動こうが動くまいが状況は変わらず、十月十日後の快癒が約束されているなら、多少の苦しみくらい我慢しろよ。休むのは甘え。 

ってことか。 

そういう意味では妊娠は「病気」と定義していいと思う。 
妊婦が無理をすることが母子の生命をどれだけ脅かすか、せめて自分の子どもを宿した奥方を持つ男性は知っとくべきだと思うよ。 
十月十日我慢すれば自動的に健やかな子どもが生まれる、多少苦しかろうが健康な女性なら健康な子どもが生まれる仕様になっている、トラブルが生じるのは特別に運が悪い人だけ、って思ってるなら認識を改めるべき。 

医療の進歩によって妊娠出産時に命を落とす母子は劇的に減少した。 
日本の周産期医療のレベルは世界トップクラスで、これほどまでに母子が死なない国は他にない。 

これを「ほら、やっぱり日本にいる限り滅多に死なないんだろ?普通にしてれば普通に産まれてくるんだろ?病気じゃないじゃん。苦しいとか甘え。」と思わないで欲しい。 
妊娠出産はこれほどまでに医療に依存している。 
周産期医療が発達していない時代・地域では、母子は普通に死ぬし、運良く生き残っても何らかの後遺症を持ったりする。 
つまり、妊娠出産は「病気」だと私は思う。命に関わる大病だよ。 
「普通にしてれば普通に産まれてくる」ってのがどれだけ困難なことか、妊娠中の妻に暴言を吐く夫は肝に命じるべき。 

あと「十月十日後の快癒が約束されている」ってのも大間違い。産まれた瞬間に妊婦の肉体が妊娠前に変身すると思うなよ。 
「病気」の原因となる「病巣」が排出されたからって、ハイ治りましたーとはならない。 
新生児を抱えるお母さんは、自身の壮絶な体調不良と戦いながら育児を開始する。 
「苦しい?もう子ども産まれたじゃんww何言ってんのww妊娠中みたいに甘やかして欲しいわけ?ww」なんてクソ夫が絶滅しますように。 



2. 
男性には妊娠出産ができない。 
妻の苦しみに共感を示すことは不可能。 
風邪だの頭痛だのと違って、服薬など苦しみを取り除く手段が存在しない。 
てか、妊娠中は風邪薬も頭痛薬もほとんど飲めない。 
まして妊娠出産の苦しみを替わってあげるなんてことはできない。 

つまり俺には何もできない。 
妻が俺に苦しみを訴えても、それは建設的解決にはならない。無駄。 
俺が悲しい気持ちになったり、申し訳ない気持ちになるだけで、良いことは何もない。 
だから愚痴るな。 

って夫は爆ぜればいい。 
「俺には何もできない」ってのがまず間違い。 
自分が体調不良のとき、妻に何して欲しいのよ。 
「わかるわかるー、風邪ってつらいよねー。」って共感してほしい? 
「風邪薬飲めば治るよ」って建設的助言が欲しい? 
「あなたの苦しみを替わってあげる!」って魔法でも使って欲しい? 
違うでしょうが。 

優しくして欲しいんじゃないの?普通は。 

優しくする、の具体的行動が風邪薬を買ってきてくれるとか、お粥作ってくれるとか、空気を入れ替えて汗で濡れた寝間着を洗濯してくれるとか、になるんだけどさ。でも行動の内容は二の次なんだよ。 
妊娠が治る薬はないし、お粥作ろうかって言っても「つわりでムリ、吐きそう」って言われるだけだし、洗濯したのに褒めてくれないし、俺の努力に妻がちっとも応えてくれない!なんて言うクソ夫は結婚すべきじゃない。 

優しくするの。身体が苦しくて辛くて弱った心に、寄り添ってあげるの。そしたら自ずと具体的行動に結びついてくるはず。大事なのは気持ちなんだよ。 
そんなん、自分の身に置き換えたらすぐわかると思うんだけどな。 

いや、大変だと思うよ。 
仕事もキツいのに、帰宅後メシはなくて、つわりの妻は寝込んでいるから、炊事掃除洗濯も二倍だし、何のために結婚したんだか。家事が一人分で済むだけ独身の方がマシだったわ。 
おまけに黙って寝込んでりゃまだいいのに、「苦しい~吐きそう~」ってぐちぐちぐちぐち。そんなん俺にどうしろって言うのよ。そりゃ大変だと思うよ、気の毒ではあるよ、でも男は妊娠できないんだからしょうがないじゃないか。 
もっとこう、家庭ってあたたかいもんでしょ?仕事で疲れても、妻の笑顔があれば癒されるし、もっと頑張ろうっていう気になるじゃん。こっちだって毎日心身共にストレス抱えてボロボロなのに、それだって妻と産まれてくる子どものために耐えて頑張ってるのに、なんで妻は常に不機嫌でこっちのモチベーションを削ぐんだ。 

こんな考えのクソ夫は消し炭になればいいのに。 
でも正直気持ちはわかる。 
だからこそ、男性は妊娠出産に積極的に関わる余地があるんだと思う。 

妊娠出産は女にしかできない。 
つまり妊娠出産は女が一人で耐えるもの。 
って考えが間違ってるんだよ。 
男も辛い。男も耐えなきゃいけない。 

妊娠出産における女の辛さは周知の事実だが、男の辛さは誰にもわかってもらえない。妻にもわかってもらえない(ように見える)。 
なんの見返りもない(ように見える)努力を妊娠期間中ずっと要求される。心身共に休まる瞬間がない。それは即ち、それだけの長期間妻が苦しんでるってことなのだが、それに比べりゃ男の苦しみなんて微々たるもんなんだが、でも疲れるもんは疲れるんだよ。 

ってのを頑張って乗り越えるのが男の妊娠なんじゃないか? 
自分だって辛いけどそれをおくびにも出さず、産まれてくる子どものために妻と協力し、二人で頑張る。それが男性の妊娠出産への貢献じゃなかろうか。 

妊娠出産を妻一人のものにするか、夫婦二人の共同作業にするかは、男性の意識の在り方に依存していると思う。 



まあ私は子ども産んだことないんでわからんけど。 



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つわりに苦しむ妻をイラッとさせる禁句9パターン 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=75&from=diary&id=2757279 

妊娠してつわりが始まっている妻に、自分が発した何げない一言で、キレられたことがありませんか? 「情緒不安定なのは妊娠のせい?」と簡単に考えがちですが、実は深い理由があるのかもしれません。そこで今回は独自アンケートの結果をもとに、「つわりに苦しむ妻をイラッとさせる禁句」について紹介します。 


【1】「病気じゃないんでしょ」と身体のしんどさを軽視する 
「妊婦は病人じゃないからといって、まったく家事を手伝ってくれない」(20代女性)というように、妊娠を軽視する夫は少なくありません。風邪や発熱のように「薬を飲めば治る」「2、3日休めばいい」というものではないどころか、むしろもっと辛いものだということを理解しましょう。 


【2】「気合でなんとかすれば」と労わってくれない 
「『気の持ちようだよ』と言われてキレた」(20代女性)というように、つわりをまるで気の迷いのように言ってしまうと、妻を失望させかねません。精神的なもので楽になることもあるからこそ、「気分転換に買い物でも行って来たら?」などと、妻が心から寛げるような提案をしてあげるといいでしょう。 


【3】外食したいのに「どうせ吐くなら食べ物がもったいない」と皮肉めかす 
「私の場合、吐くけど食欲はあるんです。せっかくだから好きなものを食べたいのに、『イタリアンに行こう』って誘うとケチるんです」(30代女性)というように、思うように食べられないために、かえっておいしいものへの欲求が増す人もいます。体調に波があるなかで芽生えた「食べたい気持ち」を尊重してあげましょう。 


【4】「うちの嫁のつわりは大したことない」と友達に言いふらす 
「夫はドラマみたいに『洗面所でうっとなる』と思っていたみたいなんです。ずっと気持ち悪いのに…」(20代女性)というように、吐き気はあるものの、実際には戻すところまでいかない人もいます。「吐けたら楽になるのに」と苦しんでいる可能性もあるので、妻の状態を察するようにしましょう。 


【5】「○○さんちの奥さんは妊娠中も頑張ってた」と比べる 
「つわりがひどくて仕事を辞めたいと言ったら、『姉貴は妊娠中も続けてたけどなぁ』だって!」(30代女性)というように、ほかの誰かと比較する一言は禁句といっていいかもしれません。つわりで入院する人もいれば、まったく感じない人もいるほど、程度・症状は千差万別なので、人と比較して神経を逆なでする言動は慎みましょう。 


【6】食べづわりを「食欲旺盛でよかったね!」と勘違いする 
「何か口に入れないと気持ち悪いのに、『よく食べるね』と呆れられた」(20代女性)というように、空腹時に吐き気を催す「食べづわり」という症状を知らない男性は多いもの。ビスケットやアメを食べ続けないと気分が悪くなる一方、増えすぎる体重も気になり、本人には辛い症状なので、「大変だよね」と気持ちに寄り添ってあげましょう。 


【7】家事ができないと「ゆっくりでいいから頑張って」と口先だけ優しそうにする 
「『辛いなら、食事の片付けは明日でいいんじゃない?』って、優しくしたつもり!?」(30代女性)というように、親切のつもりでかけた言葉が逆効果になる場合もあります。口先だけで済まそうとせず、できることから家事に参加しましょう。ただし1回だけのことで「俺は手伝っている」と自慢するのは避けたいところです。 


【8】「俺は妊娠したことないからさ」と開き直る 
「いろいろ文句を言っていたら、『だって俺産めないもん。知らないよ』だって。腹が立つ…」(30代女性)というように、開き直られてしまうと、話し合いも平行線です。妊娠はできないからこそ、妻の言い分を聞いて、「正直わからないから、具体的にお願いしたいこと言って!」と伝えてみましょう。 


【9】「いっつも、辛いって言っている気がする」と嫌味を言う 
「『本当にそんなに大変なの?』と疑われたのが悲しかった」(20代女性)というように、最初は気遣っていても、長いつわりに嫌味の一言を漏らしてしまう人も少なくないでしょう。つわりが終わる時期は人によって違い、出産直前まで続いたり、妊娠後期に「第二のつわり」と呼ばれる症状が出る場合もあります。不満はぐっと飲み込んでおきましょう。 


ほかにも「つわりに苦しむ妻をイラッとさせてしまった禁句」はありますか? 皆さんのご意見をお待ちしています。(長谷井涼子) 
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