2009年3月27日金曜日

3/24 再・石垣島

石垣島最終日。昨日一昨日とかなりハードスケジュールだったので、今日は10時までホテルでのんびり。その後公設市場で各自みやげ物を購入。11時頃レンタカーを借りて白保方面へ。


白保では三線教室にて三線に挑戦!


































先生の教え方がすごくうまかった。なんか、初心者にも「弾けた!!!」という満足感を手っ取り早く与えるやり方が。小一時間のレッスンで『涙そうそう』とか弾けるようになった。


やばいな、三線はまりそう。もともと棹のついてる弦楽器をやってみたくてさ。ギターとか。コンバスとか。シタールも可。なんかこう、弦を押さえる指に伝わる振動がいいよね。音を聴覚じゃなくて触覚で感じるみたいなさ。あと三線独特の爪で弦を弾くとさ、うまく芯を捉えて弾けるとさ、ビイイィィィン!!!っていい音するんだよね。極めようと思うとどんな楽器だって奥深くて修練が大変だけどもさ、ちょこっとやるだけでもそれなりに楽しめるっていうのも三線の魅力だよな。うん。


石垣島最後の食事は、白保の食堂でのソーキそば。うまかったー。


















そこから市内に戻って空港へ。ちょうどWBC決勝対韓国戦の10回裏で、ダルが最後の三振をとった瞬間を見た。にわかに空港がナショナリズムな一体感に囲まれておもしろかった。

そうこうしているうちに、飛行機は15:40石垣島をあとにする。行きと同様那覇で乗り換え、8時前に羽田着。みんなで品川に出て夕食を食べ、お別れ。一人新幹線に乗り、三島に帰る。


あー楽しかった。

3/23 西表島

午前8時半出港の船に乗り、西表島へ。
















昨夜の雨のせいか、船が揺れる揺れる。40分間くらいスプラッシュマウンテン級の浮上+落下に襲われ続け、酷い船酔い。吐きそうになった。口から内臓が出るかと思った。

しかしながら何とか生きたまま西表島に到着。港では今日のメインイベント、カヌー漕ぎのインストラクターさんが迎えにきてくれていて、そのまま川へGO。

マングローブの林の中を、どちらが下流だかわからないくらい緩やかで幅広の川を、ゆっくりと進む。初めはうまく進行方向をコントロールできなくて追突してしまうことも多かったが、だんだん慣れてくると好きな方向に進んだり、わざと座礁してそこにいる生き物を観察したり、景色を楽しむ余裕が生まれた。



←マングローブの林。満潮時には根がみんな水中に入る。













漕ぎ始めてしばらくは下流の方に向かっていたけれども、別の川との合流地点でそちらに乗り換え、上流へ進んでいく。


←正面にピナイサーラの滝が見える。













岩などでこれ以上カヌーでは進めないところまで行くと、今度はカヌーを降りて登山開始。温室でしか見たこと無いような熱帯植物が自生するジャングルに分け入り、インストラクターさんに動植物の解説をしてもらいながら道なき道を進むと、急に視界が開けた。そこがピナイサーラの滝。

落差55 mの巨大な水流が、風に煽られてうねる様はまさに圧巻。夏はみんな滝壺で泳ぐらしいが、今日は天気が悪いこともありちょっぴり寒いので、足に水をつけるだけにする。
適当な岩に腰掛け、インストラクターさんが持ってきてくれたおやつと温かいお茶をいただいて休憩。ハイキングのあとのお茶は格別においしいね!

その後もと来た道を戻り、カヌーでスタート地点へ。ここまでくるとカヌーもかなり上達。うーん、楽しかった。

インストラクターさんと別れ、港のそばの食堂で定食を食べた後、レンタカーで由布島へ。あれだね、高校の同級生が車運転してるのってなんか不思議な気分。当時はどこか遊びに行くにも電車かバスだったからさ。車という移動手段を得て、我々大人になっちゃったんだな~、と感慨深い。いや、私は運転できないんだけどね。法的に。ごめん。

由布島までは水深数cm~数十cmほどの遠浅の潮が続いており、ここは水牛の牽く牛車に乗って行く。水牛かわいい。































由布島は小さな島全体がテーマパークのようになっており、様々な植物や生き物が観察できる。特に蝶々園は圧巻。巨大なオオゴマダラが人間に臆することなく勝手気ままに舞う。黄金色のオオゴマダラの蛹もまたすごい。


←オオゴマダラ














←オオゴマダラの蛹














←なんとかアサギ













ニワトリやら孔雀やらが一緒くたになってる大きな檻では、一羽のオスの孔雀がまさに求愛中で、艶やかな尾羽を扇のように開いてメスにアピールしていた。いいもの見た。

















再び牛車に乗って由布島を後にする。西表島発の最終船にギリギリで間に合う。
行きの船がやばかったので、ともこに酔い止め薬をもらい、疲れもあってすぐに寝てしまったが、帰りはあんまり揺れなかったらしい。

ホテルに戻って体勢を整えた後、夕食がてら居酒屋に繰り出す。タクシーの運転手さんに勧められた「タラジ」というお店は、確かに安くて旨くて最高だった。

帰りに泡盛と地ビールとつまみを買って、ホテルの部屋でも飲み。気持ちとしてはこのまま語り明かしたいぐらいだったけど、体力がそれを許さず、零時前というかなりおりこうさんな時刻にお開き。そのままベッドに倒れこむ。

2009年3月26日木曜日

3/22 石垣島

午前4時起床。6時に羽田集合。ともこ、O原氏、K山氏と○年ぶり?の再会。今日からこの4人でTOHO高校修学旅vol.2 in石垣島なのだ。

集合してわずか30分後には機上の人の我ら。ふぃ~、のっけから過密だぜ。朝食には空弁を広げ、仮眠をとり、那覇で乗換え。11時頃石垣島に到着。

石垣島って本島のおまけというか、兵庫県と淡路島みたいな感覚だったけれども、実はめちゃめちゃ遠いのね。石垣島の空港にあった地図によると、那覇を大阪としたら石垣島は大分らへんらしい。

石垣島は暑い。到着時は27℃ほどあったらしい。コートなんて持ってったら荷物になるのわかってたけど、でも本州にいるときの寒さに耐えられず着てきてしまったけど、やっぱり邪魔。



←サトウキビ畑

















←製糖工場















空港には体験ダイビングのインストラクターさんが迎えにきていて、車でお店に直行。お弁当を食べて水着とウェットスーツに着替え、いざ川平の海へ。ボートで潜水地点まで行き、はしごを伝って海に入る。

眼下に広がる珊瑚礁の世界。水面に浮いて海底を見下ろすと、まるで空を飛んでいるよう。

ゆっくりゆっくり降りていき、珊瑚礁を這うように進んでいく。

自重を調節できないので、体験ダイビングでは体を一番重い状態にして匍匐前進するしかないんだけども、これは結構こわい。海は広いのに、閉所恐怖症みたいな感覚。耳も辛い。頻繁に耳抜きするけど、やっぱり地上と同じというわけにはいかない。常に耳に違和感。油断するとバランス取れなくて、亀のようにひっくり返ったり、他人に絡まったりするし。とはいえ、9月に伊豆に潜ったときよりは要領つかめてたかな。誰かの顔を足ひれでけっとばしたかもしれんが。

深くなればなるほど水温が下がって寒い。くしゃみが止まらない。海中でくしゃみなんてできるんだね!でも鼻水がマスクの中に入って、顔がドロドロ。浸入した水を逃がす要領で鼻水を排出しようと試みるも、うまくいかずに海水が入って余計酷いことに。

でも海の中の素晴らしさはそれ以上!信じられないくらい透明なエメラルドグリーン。透明すぎて、どこまでも見渡せてしまう。様々な形の珊瑚に、あざやかな熱帯魚。クマノミも生息してたよ。指を突き出したらかじられた。萌え。

50分ほど潜っていたらしいけど、本当に時間が経つのも忘れてしまった。石垣の海に潜れてよかった。また行きたい。



←左端が御手洗。












早朝出発→そのままスキューバダイビングという強行スケジュールによりかなりへとへとだったが、まだまだこれから。お次の目的地は『やいま村』。


















石垣島の伝統的な建物を見学できたり、生活に関わる道具などが展示してあったりして、なかなか興味深かった。リスザルや水牛など動物もいっぱいいて楽しかった。



←ぶえっくしょい!















タクシーでホテルイーストチャイナシーへ。チェックインしてしばし休憩。

夕飯に石垣名物八重山そばを食べに行く。そのお店は器が異常にでかい。


















比較対象に割り箸置いてあるんだけど、わかるかな?でもそばは一人前なので、食べ残しのように底に沈んでいる。


日が落ちてから、石垣島天文台へ。


















天候の関係でリアルタイムの観測はできなかったものの、巨大な天体望遠鏡の見学ができたので満足。



石垣島に来たからにはやっぱり、水平線スレスレの南十字星を拝みたかったんだけどね。曇ってしまってはしょうがない。かわりに、見ると寿命が延びるらしい『カノッブス』という星が見られた。あと、星じゃないけど、飛行機の灯が月の道のように真っ直ぐに海面に映っているのも見られた。風がない日じゃないと見られないんだってさ。らっきー。

天文台を後にして、山海亭という居酒屋で飲み。イカの白子や海ぶどう、ジーマーミ豆腐など、オリオンビール片手にしこたまつまんだ。泡盛も飲んだ。めちゃめちゃうまかったー。


ホテルに戻り、ベッドにダイブ!死んだように入眠。

VPS