先日夫と一緒に、生命保険会社の人(A氏)の話を聞いてきた。
A氏は夫の上司の保険担当者で、夫上司に「顧客になってくれそうな人を紹介してくれないか」と持ちかけ、そこで「新婚・子梨・保険とか老後資金とか考えてなさそう」な我々を紹介されたらしい。
私は金にはめっぽう疎いので、保険の基本的な仕組みを教えてくれ、考えるきっかけをくれたA氏には感謝してる。
けどうさんくさい。
A氏「生命保険は掛け捨て型、定期型、終身型に大別され……(解説)……で、奥様、どの保険が好きですか?」
私「は?」
A氏「あるいは、どの保険が嫌いですか?」
私「?」
A氏「女性は掛け捨て型が嫌いという方、多いんですよ。かけたお金がムダになるから。そして終身型が好きな方が多いんです。今回私がおすすめしたいのもこの終身保険で……」
なんかイラっとした。
好き嫌いって何だよ。
女子はコラーゲンとヒアルロン酸が大好き☆
ってノリで保険を語るなよ。
A氏「こちらの終身型の生命保険ですと死亡時に○○万受け取れ……利率が云々……65歳には○○万円受け取れます。またウズベキスタンに行けちゃいますよ!」
老後資金の積み立てを兼ねた終身保険なのに、なんで海外旅行で散財しなきゃならんのだ。
ちなみに私はウズベキスタンに行ったなんて一言も言ってない。事前に夫がA氏に話したんだろうし、別に構わないのだが、それで「俺知ってるんだぜ」ってドヤ顔されてもな。
「海外旅行」と言えば目の色を変えるタイプの旅行好きではないのだよ、私は。
っていうか、なんでまたウズベキスタンに行かなきゃならんのだ。世界にはまだまだ行ったことのない国、行きたい国があるのに。
その日は商品の説明だけだったので、後日ほけんの窓口に行って他社との比較をしてもらった上で、ひと月後に再びA氏と面会したんだけど。
ほけんの窓口に行ったと話した後のA氏は感じ悪かったなー。
余分な知識のない若夫婦を丸め込んで契約させる当てが外れて憤慨したのかもしれんが、ほけんの窓口に行ったからって「余分な知識」がないことには変わりないんだから、丸め込んで契約させる余地は充分にあるはずなんだが。ああいう態度はいかんよな。逃がさなくていい客を逃がしてしまう。
で、終身型生命保険を契約させるのは諦めたのか、急に終身型の個人年金を提案してきた。その売り文句もまたうさんくさい。
A氏「老後に備え○○万円貯めたとし、退職後月々○○万円使っていくとしたら10年後には2/3に、20年後には1/3に、残高がどんどん目減りしていく。例えば残高が1/3になった貯金を、あなたは今まで通りに使えますか?不安じゃないですか?」
私「確かに。」
A氏「減らない貯金があったら良いと思いませんか?」
私「?」(眉にツバを塗り塗り)
A氏「そんなあなたにお勧めなのが終身型の個人年金。これはね、言わば『減らない貯金』なんです。」
「死ぬのが先か貯金が尽きるのが先かのチキンレース」と、「死ぬのが先か元取るのが先かのチキンレース」の違いだろ。一応確立したシステムだろうに、不必要にうさんくさい紹介の仕方すんなよ。円天かよ。
夫よりも私に向けて
A氏は夫の上司の保険担当者で、夫上司に「顧客になってくれそうな人を紹介してくれないか」と持ちかけ、そこで「新婚・子梨・保険とか老後資金とか考えてなさそう」な我々を紹介されたらしい。
私は金にはめっぽう疎いので、保険の基本的な仕組みを教えてくれ、考えるきっかけをくれたA氏には感謝してる。
けどうさんくさい。
A氏「生命保険は掛け捨て型、定期型、終身型に大別され……(解説)……で、奥様、どの保険が好きですか?」
私「は?」
A氏「あるいは、どの保険が嫌いですか?」
私「?」
A氏「女性は掛け捨て型が嫌いという方、多いんですよ。かけたお金がムダになるから。そして終身型が好きな方が多いんです。今回私がおすすめしたいのもこの終身保険で……」
なんかイラっとした。
好き嫌いって何だよ。
女子はコラーゲンとヒアルロン酸が大好き☆
ってノリで保険を語るなよ。
A氏「こちらの終身型の生命保険ですと死亡時に○○万受け取れ……利率が云々……65歳には○○万円受け取れます。またウズベキスタンに行けちゃいますよ!」
老後資金の積み立てを兼ねた終身保険なのに、なんで海外旅行で散財しなきゃならんのだ。
ちなみに私はウズベキスタンに行ったなんて一言も言ってない。事前に夫がA氏に話したんだろうし、別に構わないのだが、それで「俺知ってるんだぜ」ってドヤ顔されてもな。
「海外旅行」と言えば目の色を変えるタイプの旅行好きではないのだよ、私は。
っていうか、なんでまたウズベキスタンに行かなきゃならんのだ。世界にはまだまだ行ったことのない国、行きたい国があるのに。
その日は商品の説明だけだったので、後日ほけんの窓口に行って他社との比較をしてもらった上で、ひと月後に再びA氏と面会したんだけど。
ほけんの窓口に行ったと話した後のA氏は感じ悪かったなー。
余分な知識のない若夫婦を丸め込んで契約させる当てが外れて憤慨したのかもしれんが、ほけんの窓口に行ったからって「余分な知識」がないことには変わりないんだから、丸め込んで契約させる余地は充分にあるはずなんだが。ああいう態度はいかんよな。逃がさなくていい客を逃がしてしまう。
で、終身型生命保険を契約させるのは諦めたのか、急に終身型の個人年金を提案してきた。その売り文句もまたうさんくさい。
A氏「老後に備え○○万円貯めたとし、退職後月々○○万円使っていくとしたら10年後には2/3に、20年後には1/3に、残高がどんどん目減りしていく。例えば残高が1/3になった貯金を、あなたは今まで通りに使えますか?不安じゃないですか?」
私「確かに。」
A氏「減らない貯金があったら良いと思いませんか?」
私「?」(眉にツバを塗り塗り)
A氏「そんなあなたにお勧めなのが終身型の個人年金。これはね、言わば『減らない貯金』なんです。」
「死ぬのが先か貯金が尽きるのが先かのチキンレース」と、「死ぬのが先か元取るのが先かのチキンレース」の違いだろ。一応確立したシステムだろうに、不必要にうさんくさい紹介の仕方すんなよ。円天かよ。
夫よりも私に向けて
「掛け捨ては金のムダ、終身型生命保険で賢く貯金!」
「65歳で○○万円受け取れちゃう!優雅な老後ライフ!海外旅行三昧も夢じゃない?!」
「いや、やっぱり年金型!減らない貯金で死ぬまで安心!」
みたいな煽り方をするのは、けっこう妻側がバラ色の老後を夢見て保険契約に乗り気になるからなのかね。受取人が妻だとしても、夫が加入し夫が支払う夫の保険なんだけどな。
あと女性は妊娠する前に女性向け医療保険に入った方がいいもの?
A氏やほけんの窓口、はては結婚式場選びのときに行ったゼクシィ・ナビにまで勧められたんだけど。
そりゃ保険屋は勧めるだろうし、ゼクシィ・ナビだって保険屋からマージンもらってるから、勧めるのは当たり前で。
でもあんまり友達との会話で気軽に出せる話題でもないから、どのくらい必要なのかわかんないんだよね。
もともと医療保険に入るつもりなら、妊娠前の方がいいのはわかる。通常の医療保険の保証内容に加え、妊娠出産時のいろいろにも対応してくれるからね。妊娠してからだと、妊娠出産時の対応は受けられないんだか、保険料が跳ね上がるんだか、保険に加入できないんだか忘れたけど、とにかくどうせ入るなら妊娠前が良い。
でも「子ども作るなら医療保険に入るべき」ってのはどうなのかな。
妊娠出産には健康保険はきかないものの、出産一時金で42万(だっけ?)はもらえるし、流産や帝王切開等の手術費用には当然健康保険がきく。
もちろん自己負担額は少額とは言えないが、医療保険の保険料を考慮に入れるとどっちが安く済むのかわからんのだよな。
入ってる人、入ってない人、意見求む。
あと女性は妊娠する前に女性向け医療保険に入った方がいいもの?
A氏やほけんの窓口、はては結婚式場選びのときに行ったゼクシィ・ナビにまで勧められたんだけど。
そりゃ保険屋は勧めるだろうし、ゼクシィ・ナビだって保険屋からマージンもらってるから、勧めるのは当たり前で。
でもあんまり友達との会話で気軽に出せる話題でもないから、どのくらい必要なのかわかんないんだよね。
もともと医療保険に入るつもりなら、妊娠前の方がいいのはわかる。通常の医療保険の保証内容に加え、妊娠出産時のいろいろにも対応してくれるからね。妊娠してからだと、妊娠出産時の対応は受けられないんだか、保険料が跳ね上がるんだか、保険に加入できないんだか忘れたけど、とにかくどうせ入るなら妊娠前が良い。
でも「子ども作るなら医療保険に入るべき」ってのはどうなのかな。
妊娠出産には健康保険はきかないものの、出産一時金で42万(だっけ?)はもらえるし、流産や帝王切開等の手術費用には当然健康保険がきく。
もちろん自己負担額は少額とは言えないが、医療保険の保険料を考慮に入れるとどっちが安く済むのかわからんのだよな。
入ってる人、入ってない人、意見求む。