2015年9月16日水曜日

製作過程5 完成

そんなこんなで完成しました。
夕飯のあとにチマチマ進めてたので、二着で三週間くらいかかったかな?
ちなみに靴とストッキングはデフォルトのもの。
まあまあ合うかな?




製作過程4 ヘッドドレス

本体ドレスは試作して型紙や手順を確認したけど、ヘッドドレスの方はいきあたりばったり、野生の勘で作った。


布にレースを縫い付ける。


リボンで編み上げる。


別のレースの端を縫い合わせて輪にする。


輪にしたレースを縫い付ける。


あご紐のリボンを縫い付ける。


別の布を中表に合わせ、開口部を残して縫い合わせる。



引っくり返し、開口部を綴じて完成。

製作過程3 ファスナーつけ

ドール服のファスナーって 10 cm もいらないんだけど、そんなに短いファスナーは売ってないので、 20 cm のまとめ売りのものを買って自分で直した。

一応ドール服用ファスナーってのもあって、それは短いだけでなくてムシも取手も小さくて良いのだが、いかんせん高い。商品自体はさほどでなくても送料が高い。

ファスナーを短くする方法はこちらのサイト様を参考に。
http://blog.livedoor.jp/tanepuri/archives/1567212.html


適切な長さのところに下から計って印を付ける。


ファスナーを下げる。


上の留め具を目打ちなどで開いて外す。


印のところにはめ直す(ムリヤリ)。


もう片方もはめ直した。ちなみに最初の留め具は金属疲労で折れたので、瞬着でダマしダマし付けた。

あとは留め具から 1 cm 上を切断し、いらないムシをペンチなどでむしった。
まあ、そんなに邪魔ではないからあえてむしらなくてもいいかも。

ファスナーの付け方はこちらのサイト様を参考に。
http://imaoi-kiyo.jp/how-to-zipper-sewing/


製作過程2

スカートのベースと1段目は120度の弧形。
2段目は長方形。
ベースに1段目と2段目を縫い付ける。
下の写真は2段目にギャザーを寄せるためにミシンを走らせているところ。





スカート表から。



スカート裏から。



スカートに上身頃を合体させたところ。



スカートは主にミシン、上身頃は手縫いで縫った。
上身頃はかなり立体的なので、ミシンだと刺した針が予想外のところに出てしまうんだよな。
ミシンと同程度の細かさで本返し縫いをしたので、時間かかったー。

スカートは2段目がいい感じにふんわり出来たのに1段目のボリュームが控えめだったので、結構ぴっちりした感じになってしまった。1段目は180度以上でも良かったかも。

製作過程1

まずは型紙作りから。


烏玉さんの頭髪と腕をむしり、アルミ箔を巻く。ところどころマスキングテープで補強。


形を崩さないように切り開いて(ダーツにも切り込みを入れる)、


型紙として起こす。


別布で試作。ヨークを深くしたり、スカートの構造のミスを修正するなど、型紙を直していざ本番。

ドレス作った。



ユザワヤで良さげな柄の生地を見つけたので、我が家の烏玉さんと青丹さんに色違いのドレスを縫いました。

良さげな柄というのは、絵がかわいいのはもちろんなんだけれども、何より重要なのは細かいこと。
人形の洋服に使う面積は小さいので、大きい柄だと何の絵なのかわかんなくなっちゃう。

でも、この布柄は良いんだけど、すごく分厚いのね。
J-dollは人間の1/6サイズなので、布の厚みが相対的に6倍になっちゃうのよ。
ヨークの繫ぎ目のところなんか、最大で

・リボン
・白フリル
・白ヨーク
・柄フリル
・柄フリル
・上身頃

と6枚重なってるからさ。手縫いでごり押ししたけど。

まあ、型紙から自分で起こしたわりには、それなりに見られる仕上がりで満足満足。
あとやっぱり2体で対の作品は「対だ!素敵!」というところに目がいって、個々の粗が目立たないので良い。
AKB48がみんなかわいく見えるけど、一人一人になると十人並なのと同じ原理。

本体ドレスだけでけっこうモチベーションが尽きかけてたけど、やっぱりヘッドドレスもつけて正解だった。
VPS