8時起床。まだのどが痛むが、熱は下がったようだ。9時にチェックアウト(30ドル)。オリムにはすごく良くしてもらったので、別れるのが名残惜しい。
ラビハウズでショルパを食べる(5000 cym)。タクシーでバスターミナルへ(3000 cym)。乗り合いタクシーでサマルカンドに出発。
15時回る前にサマルカンド到着。
古代からシルクロードの中心都市として栄えたサマルカンド。13世紀チンギスハーンの侵略により灰燼に帰したが、14世紀ティムールが西トルキスタンを制覇し、サマルカンドを壮麗な「青の都」へと復興させた。ティムール帝国は15世紀の最後の年に滅びるが、サマルカンドはソ連時代の1930年までウズベキスタンの首都だった。
有名なティムール像のところでタクシーを下ろしてもらう(44000 cym)。近くの店でシャシリクを食べる(10000 cym)。
17時ホテルバハディールにチェックイン。ここでは他の日本人のバックパックグループもいた。日本人御用達らしい。
18時、レギスタン広場を散策。ここは三つのメドレセが向かい合うようにして建てられている。「ばかの一つ覚えみたいにメドレセばっかり建てやがって」なんてふざけて話していたが、ひとつひとつ個性的な建造物で興味深い。それでいて見事に調和している様に圧倒される。まさに青の都。
ウルグベク・メドレセ
シェルドル・メドレセ
入り口のアーチに人面や動物が描かれているのが特徴。この人面はCym紙幣のデザインにもなっている。偶像崇拝がご法度のイスラム国家においてあえて人面を描いたのは、戒律をも破る権力を時の支配者が示したかったため、と言われている。しかしその命を受けた建築家が責任を取って自殺した、と言う伝説もある。
ティラカリ・メドレセ
ドームの内側から見る、金貼りの天井の精緻な幾何学模様がすごい。
ウズベク・メドレセの警備員に袖の下(6000 cym)を渡してミナレットに登る。夕闇に沈んでいくサマルカンドが美しい。
19時にホテルに戻り、夕食。ここは朝だけでなく夜も食べられるので良い。おいしいウズベキスタンの家庭料理。
今日の支出:56ドル
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