2011年6月23日木曜日

8月27日 ブハラ観光(2)

のど痛い。熱っぽい。風邪引いた。

7時半起床。9時にホテルを出、ラビハウズでフライドラグマンを食べる(2300 cym)。

ぶらぶら歩いてサーマーニ公園内のイスマイール・サーマーニ廟へ。これは892年から943年にかけて造られた、中央アジアにおける最古のイスラム建築なのだそうだ。

コルホーズ・バザールに出てリンゴを買い、それをミネラルウォーターで洗って食べる。

バザールの近くのバスターミナルからタクシー(2000 cym)に乗ってチャル・バクルへ。

チャル・バクルは広大な墓地の遺跡。ブハラ中心部の喧騒から遠く離れ、民家もまばらな草原に忽然と現れる。入館料がいるようだが、正規の入り口ではないところから迷い込んでしまったらしく、金を払いそびれた。チャル・バクルは「4人のバクル氏」という意味らしく、この墓地の奥に彼らのものと言われる4つのおおきな柩があった。青いタイルで美しい装飾がなされていた。

チャル・バクルを出ると運よくコルホーズ・バザール行きのバスに遭遇する。バザールに戻り、今度は別のタクシーでストライマヒ・ホサ宮殿へ。

ストライマヒ・ホサ宮殿とは、「月と星の宮殿」という意味らしい。ちょうど結婚式をやっていた。ブハラ・ハーン国最後のハーン、アリム・ハーンが建設させ、1911年に完成した。ロシアの建築家が手がけたというだけあって、ロシア風というか、ヨーロッパ風の佇まい。宮殿内は博物館になっており、西洋の品物や、中国の磁器、日本の陶器なども展示されていた。アリム・ハーンの肖像画が、どう見ても麻原焼香だった。

宮殿の外に出てお庭を散策。30人の女性が住んでいたというハーレムもあり、その前には長方形のプールがあった。このプールではかつてハーンの妃たちが裸で泳ぎ、それをハーンはハーレムのテラスから眺め、今夜の伽と決めた女性にリンゴを投げたのだという。なんというアラビアンナイト。それにしても30人か……日替わりで全員と寝るのに一ヶ月かかるわけだな。

そのテラスは今ではちょっとした喫茶店になっており、そこでファンタ・オレンジを飲んだ。

バスでブハラの中心部に戻るも(300 cym)妙なところで降ろされ、若干迷う。ベッラ・イタリアというイタリア料理の店を発見し、それが「地球の歩き方」のブハラの地図内にも記載されていたことから、なんとかホテルに戻れた。

またオリムにメロンを切ってもらい、部屋で食べる。冷えててとてもおいしい。

疲れのせいで体調が悪化し、夕方以降寝る。

今日の支出:9ドル

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