2012年11月28日水曜日

自画自賛1

先日実家に帰り、高校吹奏楽部の定期演奏会のVHSを、在学期間の三年分一気にDVDへダビングした。そのついでに、実に10年ぶりくらいにその映像を鑑賞した。 

10年というのは決して短くない期間で、当時は頑張りとか思い入れとかが邪魔をして客観的に観ることができなかったのが、今回は思い出と切り離された状態で、一観客として鑑賞できたのが新鮮だった。下手だ下手だと思っていた演奏が、思っていた以上に下手だったり(笑) 

で、その一観客として観て一番驚いたのが…… 



浦島次郎すげぇーーー!!!(爆) 



めっちゃ感動した。何これ。面白すぎやろ。面白すぎて3回くらい見直しちゃったよ。見直しているうちに「一観客として」はどこへやら、当時の感覚がみるみるうちに蘇ってしまったよ。 

そういうわけで、これから「浦島次郎」の何がすごいのかを自画自賛していくよ!自分の作品を自分で褒めそやするのは決して上品な所行ではないけれども、高校生の頃に作った劇を今になって自慢するくらい良いよね?だってどうせ誰にも伝わらないしね。好きに書かせてもらうよ。私のために。 



自慢の前に、浦島次郎とは何かについて少々。 
うちの高校の吹奏楽部は毎年夏休み前に定期演奏会を開催している。定期演奏会は3部構成となっており、第2部では部員手作りの劇を披露するのが伝統になっている。演奏あり、ダンスあり、その他諸々のパフォーマンスありで、劇の最後にステージドリルで締めるのがお約束。

そして我々が高校三年生の時、2001年度定期演奏会の第2部で披露したのが「浦島次郎〜Legend of 玉毛箱〜」。あらすじは以下の通り。 

乙姫(+亀)がチンピラに絡まれているところを助けた浦島次郎。 
お礼に竜宮城に招待され、海の仲間達のパフォーマンスを鑑賞したり一緒に参加したりして楽しい時間を過ごす。 
乙姫にチンピラに絡まれていた理由を尋ねると、どうやら竜宮城の秘宝「玉毛箱」が狙われてのことらしい。「玉毛箱」は開けると髪がフサフサになるという噂があり、それを鵜呑みにしたヤクザ、関東●●組の組長(ハゲ)が子分を使って「玉毛箱」を奪いに来るとのこと。 
そうこうしているうちに時間が経ち、次郎は竜宮城をお暇することに。乙姫は別れを惜しみつつも、助けてくれたお礼にと秘宝「玉毛箱」を次郎に託し、彼を見送る。 
が、そのとき竜宮城に関東●●組が乱入し、乙姫(+亀)が拘束されてしまう。そして組長は乙姫と玉毛箱を交換しようと次郎に持ちかけた。 
絶体絶命かに思われたが、次郎と亀が組長を煽りまくり、逆上した組長+チンピラVS次郎+海の仲間達の戦闘開始(BGM: ヤングマン)。殴り合いの末次郎が組長をKOし、関東●●組を撃退する。 
改めて次郎に感謝する乙姫達。ようやく心置きなく帰れると思った矢先、次郎は蹴つまずいて転び、「玉毛箱」を落としてしまう。そしてその瞬間、竜宮城が真っ暗に。 
慌てる次郎に余裕を見せる乙姫。どうやら今の衝撃で玉毛箱が開いてしまい、何かが始まろうとしているようだ。その玉毛箱の中身について、乙姫は「奴らには見せたくなかったけど、次郎くんになら見てもらいたくって」と語る。そのわかりやすいフラグに次郎は…… 
ステージドリル:オーメンズ・オブ・ラブ 

というわけ。私はこの代の演出長で、定演第2部を仕切っていたんだ。それじゃあ自画自賛始めるよー。

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