2012年1月25日水曜日

アニメ談3

Cいろいろ惜しいけどまあまあ面白い作品 (前半)

・とある科学の超電磁砲

 超能力開発のために設けられた国の特区「学園都市」で次々起こる怪事件を、最強の超能力者である女子中学生と彼女の仲間たちが解決していくという青春アクション物語。「とある魔術の禁書目録」の人気ヒロインを主人公に据えたスピンオフ作品なのだが、本編より断然面白かった。

・ローゼンメイデン

 原作は漫画。不登校の男子中学生のもとに差出人不明の西洋人形が届く。この西洋人形は自ら動くことや話すことができて、中学生はその人形と同居?することになる。で、そのうちその人形の姉妹と称する他の人形が続々登場したり、彼女らを破壊しようとする敵の人形と戦ったり云々。人形たちの傍若無人さ、高飛車な態度にイラッとするが、だんだん可愛くなってきた。初めて「ツンデレ萌え」を理解した作品。

ARIA

 原作は漫画。時代不明・場所不明のファンタジー。ヴェネチアをモデルにしていて、運河の張り巡らされた街で観光用ゴンドラが人気という設定。その観光用ゴンドラの漕ぎ手兼ツアーガイドを目指して修行をしている少女達が主人公。一応SF的な世界設定もあるようだが、特に何かと戦ったり、大きな変化をもたらしたりするわけでもなく、淡々と彼女らの日常生活を描いている。こう、見ずにはいられない!みたいな情熱はないんだけど、癒される。絵がキレイで、舞台も魅力的で、少女達が一生懸命なんだけどのんびりしてて、癒される。

・プリンセス・プリンセス

 原作は漫画。家庭の事情でエリート男子校に転入してきた主人公。その男子校には「見目麗しい生徒に女装させ、学園のアイドルとして崇める」という「姫制度」があり、美形の主人公も姫にさせられてしまう。主人公は他の二人の「姫」と友情を育み、高校生活をエンジョイする、というもの。そこはかとなくヤオイの香りがする、いかにも少女漫画といった感じの作品。姫3人はキャラのバランスが取れているし、各自それぞれ掘り下げて描かれているのが良い。「姫制度」もアホな設定だけど、意外とよく出来てて説得力がある。あと少女漫画らしいキラキラした絵が好き。女装した主人公がカワイイ。

・桜蘭高校ホスト部

 原作は漫画。超セレブ御用達高校に特待生入学した庶民の女の子が、男子生徒と間違えられ、成り行きでホスト部に入部させられ、成り行きで客(女生徒)の相手をさせられる。そんな彼女とホスト部の日常を一話完結で描いている。主人公の男装少女にホスト部員の大半が惚れてしまうという逆ハーレムで、そこがいかにも少女漫画らしいのだが、その女の子がなかなかさっぱりしていて魅力的なのでイラっとしない。少年達が彼女を好きになる流れが丁寧に描かれているし、彼ら自身にもそれぞれ魅力があって良し。庶民の彼女がセレブ校に入る必然性も男装を貫く必然性もあんまり感じないので(原作の方では説明されているのかもしれないけど)、設定が今ひとつ。沖縄の回と軽井沢の回が好き。

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