お色直し中座中に流す歓談BGMの最後の曲を『サンダーバード(
それというのも、その『サンダーバード』の音源は、夫が大学時代
ここで重要なのが開演のオープニングテーマではないこと。
『サンダーバード』は曲の長さが3分とそこそこ長いので、「あと
当然そのことを知っているのは夫の手品サークル関係のゲストだけ
だから『サンダーバード』再生のキューは司会のアナウンスではな
ってプランナーさんには打ち合わせの初期から言ってたのよ。
間違いないように進行表も演出のキュー出しの表も作って、司会に
『サンダーバード』は歓談BGMのひとつに過ぎない。
『サンダーバード』再生終了後に司会から「新郎新婦入場です」と
なのにやられた。
司会が「新郎新婦のお支度が整ったようです。どうぞ!」みたいな
ファーイブ!
フォー!
スリー!
ツー!
ワン!!!
Thunderbirds are go!!!
が響き渡る。
ちげーよ!
ちげーよ!
このやり方じゃ、まるで” Thunderbirds are go!!!”のところで新郎新婦が大登場するみたいじゃん。
まさか、会場照明も落ちてたりしないだろうな?
スポットライトが入口に当たってたりしないだろうな?
あと3分は出ないんですが。
ダレる。
これはダレる。
客がダレる。
あー、最悪だ。マジ最悪。
あれだけ時間かけて作った進行表を、会場スタッフも司会も目すら
初期の打ち合わせの内容もメールのやり取りも忘れられていること
っていうか普通に考えておかしいだろ。
どうぞ!!!って煽っておきながら3分も出てこないって(ちなみ
段取りに違和感があるなら確認して欲しいわ。
「新郎新婦がそれでいいなら……?」で勘違いしたまま全てをスル
音響担当の妹夫婦も、私の言ってることと会場?司会?の言ってる
・カーテン裏で夫と共に「やめろー!いっそサンダーバードとめろ
そういえばこのとき、司会無言だったな。
ちげーよ。
サンダーバード後に「新郎新婦入場」のアナウンスをしろって言っ
ちなみに入場曲は父の所属する「カテリーナ古楽合奏団」の曲、「
今回の入場は夫もゆっくり歩いてくれた。
・そして本日のメインイベント、手品。
夫の手品サークル仲間K氏が新聞紙を使ってその場で作ったタンバ
そして最後に取り出した布には、ゲスト一人一人からのメッセージ
このサプライズプレゼントには感動した。
チェキとかもやりたいなぁとは思っていたのだが、そのためにはゲ
だからシルククロスの寄せ書きプレゼントは本当に嬉しかった。
家宝にします。
もしかして受付時間にみんな書いてくれたのかな。だとしたらあの
K氏の横に控えていたアシスタントの女性Dさんは、やはり夫とK
皆さんで夫のために一肌脱いでくれたということらしい。
有り難いし、素敵なことだね。夫の大学時代が偲ばれる。
あとその分業というか手際の良さが、アマチュアとはいえ舞台に関
・お次は新郎自ら手品を披露。
ただの紙を丸めたものを宙に浮かして、自由自在に操る。
すげえ。どうやって浮いているのかわからない。紐でも磁石でもな
次は丸めた紙を一旦ほどいてお花を作り、それを浮かす。が、何か
しかし最後には、紙で作った花に火をつけ、本当の薔薇に変化させ
そしてその薔薇を客席で普通に手品鑑賞していた私にくれた。
キザだな!イッケメーン!
・そのまま夫に手を引かれてステージに上る私。
そして次の手品開始。
要するに夫が無作為に選んだカードと私が無作為に選んだカードが
紙を浮かす手品は初挑戦だったそうなのだが、カードの手品は何度
おそらく夫のカードと私のカードが異なると見せかけて、いつの間
ビデオの納品が待たれる。
いかにも披露宴余興っぽい、ラブイチャな手品を自演してくれた夫
・手品後、また高砂をステージ中央に戻すと言うので、その間夫と
この高砂の出し入れに関しても、会場には文句を言いたい。
というのも打ち合わせでは高砂は、『淋しい熱帯魚』の前にステー
で、高砂はそのまま二度と舞台中央には戻らない。
お色直し入場も手品余興もその後の歓談時間もずっと高砂はステー
ところが実際には、高砂は『淋しい熱帯魚』の時にステージ右側の
その結果『淋しい熱帯魚』では夫はステージに取り残され、所在無
しかもステージ右側では座れないからか、淋しい熱帯魚が終わった
んでお色直し入場後間髪入れずに手品余興なので、座りもせずに高
んで手品終わったらまたステージ中央に移動。
打ち合わせでは「高砂移動」は1回で済むはずだったのが、実際に
たった2時間のパーティーで4回も。
新郎新婦が何かしようとするたびにガタガタウロウロ、邪魔くさい
まあきちっと各テーブルを回ってご挨拶できたのは良かったけれど
例えばビール瓶の一本も持ってお酌に回れば形になるじゃん。
ないわー。
で、テーブルを回りつつ、デザートビュッフェをつまみ食いしつつ
乾杯からお色直し中座までしか高砂に座ってねえ!
激しく出し入れしてたけど、そのせいで一瞬たりとも座れなかった
「高砂は始めはステージ中央、お色直し中座からはステージ左側」
でゲストからは「新婚ドリーム状態でイベント詰め込み過ぎた上、
最悪だわ。マジ最悪。恥ずかしい。
・まずは新婦からの謝辞。原稿なしで話せて良かった。笑いは取れ
・トリはもちろん新郎謝辞。私のふざけたトークと違って、夫は真
・そして一足先に退場した後、ゲストのお見送り。
プチギフトは紅茶。パッケージがカワイイのと、ドラジェ以外のも
「ドラジェ以外」という意見は夫と一致していたが、彼の一押しは
私はそういうこまごまとした捨てにくいものが増えていくのが嫌な
改めてゲストの皆様とお話しできて嬉しかった。
こんなに無条件にちやほやされることは一生ないだろう。
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