以下ニュース引用。
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毎日新聞 2012年06月05日 10時56分(最終更新 06月05日 11時26分)
「奥さんは『放射性物質』」。独立行政法人・日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)の核燃料サイクル工学研究所のウェブサイト上で、放射線・放射能を夫婦げんかに例えて説明し、女性を「放射性物質」と表現していたことが分かった。市民から「例えが適切ではない」との指摘が電話で多数寄せられ、同機構は4日、ウェブサイト上から説明資料を削除。今後、資料が作成された経緯の詳細について聞き取り調査を行うという。
削除された資料はイラスト付き。「放射線・放射能を夫婦げんかに例えた場合」として、夫に対し怒りをあらわにする女性に吹き出しを付け、「奥さんの怒鳴り声が『放射線』」「怒鳴り声を上げてしまうような奥さんの興奮している状態が『放射能』」「怒って興奮している奥さんそのものが『放射性物質』」と表現していた。
機構によると、08年に東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城の16歳以上の市民を対象に原子力専門用語の理解度調査を実施した結果、「若年層や女性の理解度が低い」として、夫婦げんかの例えを用いるに至ったとみられるという。【杣谷健太】
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引用終わり。
つまり原子力発電によって量産される核廃棄物の処理は、
「喚き散らして手が付けられない状態の奥さんを生きたままコンクリート詰めにし、地中深くに埋める」ということなんですね。
存外よくできてるな、この喩え(笑)
元のページはすでに削除済みということなので、実際何が書かれていたかはわからないけど。
しかも奥さん(人間)ならコンクリ詰め後、長くても数日でお亡くなりになるけど、奥さん(放射性物質)は永久に死なないからね。まあ何万年かすれば怒りが少しは収まって、罵声も半分くらいになるかもしれないけど(半減期)、たとえ地球が終わる日に掘り返したとしても彼女は生きてる。こわいわ〜、女こわいわ〜、じゃなくて放射性物質こわいわ〜。
しかし原子力に疎い女子供にわかりやすく説明するための喩えが「女は放射性物質」ってどうなのよ。
「あら、放射性物質って旦那と喧嘩してるときのあたしのようなものなのね。それなら安全ね!」
なんて思う奥様がいると思うかい?馬鹿にされてると感じるに決まってんじゃん。まあ事実馬鹿にしてるんだけどさ。
>「若年層や女性の理解度が低い」として、夫婦げんかの例えを用いるに至った
ってあるけど、全然関係ないでしょ。単にオッサンが「オレいいこと考えちゃった!」って感じで、周りのオッサンどもにもウケたから、載せちゃったんでしょ。んで、「頭の弱い女子供でもこれなら理解できるだろう!」ってドヤ顔したら叩かれたんでしょ。頭弱いのはどっちだ、と言いたい。
あとさ、放射性物質をうんこに喩えるんでも奥さんに喩えるんでもなんでもいいけどさ。原発の危険性そのものを「うんこおもらし」「夫婦喧嘩」と同レベルだと思わせようとしているように感じられるのが不快。頭の弱い女子供やオッサンを「原発安全!原発クリーン!」という思想に誘導しているようで恐ろしい。
原発事故を奥さんに喩えるなら、大振りの鉈を手にした発狂状態のご婦人方が原子力発電所から何千何万と止めどなく湧いて出て、海を泳ぎ空を飛んで多くのご家庭に入り込み、無差別に殺戮の限りを尽くすようなもんだと思うんだ。しかも彼女らは殺しても死なない。原発事故が収束しない限り、原子力発電所内で殖え続ける。まさにバイオハザードの世界!
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