2012年11月27日火曜日
11/27 とくダネの感想、脱原発
橋下氏(維新の会)、河村氏(減税)、谷岡氏(みどりの風)で原発に関する討論をしてたんだけどさ。
別に橋下氏好きじゃないし、維新の会に政権取って欲しいなんて思わないんだが、まともに日本語話しているのが橋下氏しかいなくて唖然とした。あの番組見て河村氏や谷岡氏を支持しようとする視聴者がいるとは思えない。あの二人には知性の欠片も感じない。
あんなバカを相手にするんじゃなくて、橋下氏はもっとまともな人と議論したほうが面白いし、番組も盛り上がると思うんだけどな。
2012年6月5日火曜日
原発19 原子力機構:サイトで「奥さんは放射性物質」 指摘で削除
2011年12月7日水曜日
原発18 放射性セシウム入り粉ミルク
久しぶりの原発事故関連。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/06/kiji/K20111206002186670.html
乳児用粉ミルクに放射性セシウムが入ってたってやつね。
とくダネでは何かの専門家の大学の先生をお呼び立てしてたけど、彼の話には全然納得いかない。特に引っかかったのはこの部分。
「成人男性の体内にある放射性カリウムの放射能?は約4000ベクレル。だからミルクの30 ベクレル/kg くらい大したこっちゃない。」
言葉は正確でないけど、要するにこういうことを言っていた。
でも「放射性カリウムはこれだけあるんだからこれっぽっちのセシウムでガタガタ言うな」っておかしいよね。
「ベクレル」という単位は線種とは関係ない。線種(α線とか中性子線とか)によって、人体に及ぼす影響が全然違う。体内にある4000ベクレルもの放射性カリウム、粉ミルクに含まれる放射性セシウム、それぞれどんな放射線を出すのか知らないけどさ。あんな言い方だと、
「人体にはもともと粉ミルクの133倍(=4000÷30)もの放射性物質が含まれているのだから大丈夫」
って聞こえるよね?そんな数字マジックに誤摩化されるほど視聴者はバカじゃないよ。
ついでに先生は4000 ベクレル/kg じゃなくて 「成人男性一人当たり4000ベクレル」と言ってた。となると密度にして約67 ベクレル/kg (4000ベクレル÷60 kg)ってことだよね?
成人男性の放射性カリウム→67 ベクレル/kg
粉ミルクの放射性セシウム→30 ベクレル/kg
言うほど変わんなくね?まあこの計算自体ナンセンスだけど。
まして粉ミルクを飲む乳児の体重は成人男性の10分の1くらいだよね。放射性セシウム入り粉ミルクから受ける被曝の影響は成人男性のそれと比較にならないほど甚大なのでは。
おまけに放射性セシウムの半減期は(核種によるけど)30年。産まれた赤子が60歳になっても、4分の1のセシウムはまだ放射能がある。いやもちろん代謝で抜けるだろうから、飲んだ粉ミルクのセシウムのうち4分の1が体内で放射線を発しているわけじゃないけどさ。でもセシウムは体内に蓄積しやすいって言うもんね。その間ずーっと赤子の内臓に放射線を浴びせ続けるわけだよね。線種は知らんけど。
それからさ、今回は「放射性セシウム」の有無を調べただけだよね?粉ミルクに含まれる放射性物質を全て調べたらセシウムだけが検出されたってわけじゃないよね?だからさ、放射性ストロンチウムとかも普通に入ってんじゃないの?ストロンチウムはカルシウムに似てるから骨に取り込まれるらしいよ。そしたら代謝で排出するのはほぼ不可能。そこから直に、白血球などを作る骨髄などへ放射線を浴びせるわけだね。
だいたい、「国内の基準である200ベクレル/kgは大きく下回っている」なんつってさ。原発ぽぽぽぽーんの前の国内基準は「10ベクレル/kg」だからね。震災前なら1ベクレル/kgでも出たら大騒ぎよ。いわんや30ベクレル/kgの粉ミルクをや。
しかも基準を変えた当時は「国の暫定基準値」って呼んでたのに、今日は普通に「国内基準」つってスルーしてたからね。おっそろしいわ。
200ベクレル/kg以下なら安全かどうかなんてわからないよ。直ちには影響出ないだろうけど。「直ちに影響出ない」程度の被曝量と数十年間の発ガン率や染色体異常を抱える赤子の出生率との相関関係の実験データなんて存在しないでしょ。あったら教えて。ていうか、今の日本がその実験台になってると思う。全世界が今後数十年に渡る日本人の健康状態に関心を寄せているはず。
ええと、長々書いてきたけど、今日のとくダネを見て一番怖かったのが、
放射性セシウム入り粉ミルクが安全であるとする根拠があまりに杜撰。単位マジックで視聴者を騙しているとしか思えない。
↓
つまりそうやって誤摩化さないことには「安全」とは言えない。
平たく言うと「危険」ってこと。
この件はもちろん「明治の不祥事」ではない。自主的に検査してきちんと発表し、全品交換に踏み切って、できるだけのことはしていると思う。赤ちゃん用の食品だけに、すごく誠実な対応だと思う。でも買わないよね。株価も下がるよね。それが消費者の本音だもの。こうなるからみんな隠蔽するんだろうな。
話は変わるけど。
「子どもに放射性物質を投与したくないから、水道水じゃなくてミネラルウォーターでミルクを作っていたのに、粉ミルクにまでセシウムが含まれているなんてどうしたら・・・」
と、赤子を抱えるお母さんが話してたけどさ。
ミネラルウォーターは安全なんだろうか。いつどこで採水されたものなんだろうか。
もう日本にいる以上、原発由来の放射性物質を口にしないことには生きていけないと思う。
外部被曝に関しては事故後しばらく西日本にいた人ならまあ大丈夫だろうけど、内部被曝はたとえ沖縄にいても避けようがないんじゃないかな。
今回の粉ミルクの他にも、ときどき放射性物質が検出されては大騒ぎになってるけどさ。絶対それだけじゃないよね。
検査もされずに市場に流れている放射性食物は当然たくさんあると思うよ。検査しても結果が隠蔽されているものも多いだろうし。産地偽装も横行しているし(とくダネで、福島かどっかの農家のインタビュー画面に、熊本産と書かれた米袋が普通に映ってたのには笑った。あれ結局どうなったんだろう。)。家畜の試料とか、調味料とかになるともうわからないよね。特に魚系は本当にヤバいんじゃないかな。個人的には福島県沖にはプルトニウムがだだ漏れになっていると思っている。怖いから誰も調べないだけで。
魚は泳ぐから、水揚げされたのがどこでも福島県沖を通過しているならアウト。練り物とか加工されちゃうともう日本全国どこでも出回るし。そういうものを食べたお母さんの母乳も当然汚染されてる。
だから、日本にいる以上はもう無理。被曝は避けられない。
地震大国にアホみたいに原発建てまくったのは自民党。
いざ事故が起こると、チェルノブイリみたいに現地の人を犠牲にして徹底した封じ込めを行うのではなく、「みんなで仲良く被曝しましょう」というソ連もびっくりの社会主義的な政策を取ったのが民主党。
そして直ちには出なかった影響が出始めた数十年後、やつらは全員死んでる。か、悠々自適の隠居生活。
「国のせいでガンになった!補償しろ!」ってキレても、そのときの総理大臣自身被曝によるガンだったりして。
理不尽だ。
がんばろう日本!
あと原発はやめた方がいいと思う。
2011年5月14日土曜日
原発17 1号機は「メルトダウン」…底部の穴から漏水
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110512-OYT1T01114.htm
あれ?随分前からメルトダウン起こってるって言ってなかったっけ?
メルトダウンの定義って何だ?一応ウィキペディアでは↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/炉心溶融
だそうだけど・・・うーん、わかるようなわからないような。
メルトダウンが(多分2ヶ月前から)起こってたからとて、直ちに首都圏が危険になるとかそういう話ではない。前にも書いたけど
http://aqualerius.blogspot.com/2011/03/14.html
この最悪の事態以上のことは起こってないと思う。これを書いたときはいつまた放射性物質が東京に飛んでくるかわからない、という見方だったけれど、結局3月中旬に(爆発が原因で)数値が跳ね上がって以来徐々に下がってきて、再び上がることなく4月中には平常値に戻っている。こういう報道もあるけど、
http://news.livedoor.com/article/detail/5553513/
もう3月に浴びちゃった放射線はどうしようもないんで、これから関東に住み続けるとしたら食べ物に気をつけるくらいしかない。まあ殺人ユッケと違って直ちに健康に害はないしね。ガンになったらなったで、不妊などになったらなったでしょうがないか。
で、詳しい人に教えてほしいんだが、メルトダウンが起こると何が困るの?
「メルトダウン→圧力容器底に滴下→熱で底に穴があく。」
これが今1号機で起こっている、と東電が発表していることだよね?
・融けることにより燃料棒の回収が困難or不可能になる→事故収束は不可能。人類滅亡のその日まで、福島から発散される放射性物質とつきあっていかなければならない。あるいはチェルノブイリみたいに石棺とかでなんとかなるのか?
・メルトダウン→圧力容器底に滴下→再臨界、圧力容器に穴があく→圧力容器から格納容器底に滴下→再臨界、格納容器に穴があく→→→そのうちチャイナシンドローム(この場合アルゼンチンシンドロームら辺になるのか?)
・格納容器に穴が空き、土壌海水に高濃度放射性物質が漏れだす(土壌海水の汚染は今更って気もするが。放射性物質のヤバさが全然違うのか?)。
・圧力容器or格納容器底にたまった燃料が再臨界→膨大な発熱→冷却水が沸騰→水蒸気爆発→広範囲に高濃度放射性物質が飛散(格納容器の気密性はなきに等しいから、かえって爆発は起こりにくい?)
こんな感じ?このうち関東に直ちに影響を及ぼす最悪の事態は水蒸気爆発ってことかな。おせーてくだしあ。
2011年5月9日月曜日
原発16 浜岡原発全原子炉停止へ
http://www.asahi.com/politics/update/0506/TKY201105060230.html
これは本当に良いことだと思う。菅のパフォーマンスだの思いつきだのいろいろ言われてるけど、とにかく実行することが大事。全国の原発も止まればいいのに。エネルギー源の世代交替が不可欠だけども。
とくダネ見てて違和感を覚えたのは「浜岡原発を止めるのは英断だが、そもそも地震大国日本に原発ぽこぽこ建ててきた政府はおかしい。」という論調。いや、私もその意見には賛成だけどさ。「原発止めろ」と言った菅政権の政府と、原発建てまくった政府をごっちゃにしてはいけない。
私は民主党支持者ではない。政権交替の前から。民主党がマニフェストなるものを実行できるとははなから全く思ってなかったし、唯一期待したのは自民党時代の膿を白日の下に曝し、既得権益やらなにやらで身動き取れない日本の政治に風穴を開けることだけだったけれど、それすらもてんでダメだった。というか民主党自身既にズブズブだった。自民党時代の方がマシだったこともあるだろうし、尖閣問題とか沖縄基地移設問題とかいろいろ酷い。大震災や原発事故への対応に関しても民主党の対応には糾弾されて然るべきものが少なくない。それにマスコミが現政権に批判的立場を取るのはある意味健全なこと。でもね。
原発を建てたのは自民党。原発建設で甘い汁を吸ってたのは自民党。これは忘れちゃいけない。民主党に原発とのしがらみが全く無いかは知らんけどさ。とにかく、原爆のトラウマなんのそので地震列島を原発列島にしたのは自民党なんだよ。
今の政権の体たらくを見るに、民主党の支持が落ち、反比例して自民党の票が増えるのは仕方がない。でも「原発が事故を起こしたから民主党やめて自民党にしよう」っていうのは間違ってる。先日の統一地方選挙での自民の大勝には、そういう勘違いしてる人の票が少なからず影響したんじゃないかと思う。「原発事故もあったけど原発は日本に必要なものだからしょうがない、そんなことより民主党色々酷いから自民党カムバック。」って言うならまだわかるけど。
2011年4月20日水曜日
原発15 原発作業員の劣悪な労働環境

とくダネで「原発作業員の劣悪な労働環境」について取り上げられていて、本当によかった。
新聞やネットではちょくちょく取り上げられてたけど、やっぱりテレビは多くの人が見てるし、動画なので伝わりやすいと思う。
それに小倉さんの意見がすごく真っ当だった。
「東電幹部、布団届けろ。簡易風呂くらい用意しろ。まともなもん食わせてやれ。」
まさにその通り。
高木美保さんが
「もしもお金がないというのであれば、避難所に対して行っているように布団くらいみんなで送ってあげられるんだから、そういう対応も視野に・・・」
と言いかけたところで、
「東電に金がないなんてことがあるか。震災前、どれだけ儲けていたことか。仮にこの事故のせいですっからかんになったのだとしても、それは企業の責任。やるべきことやれ。」
まさにその通り。
小倉さんの言っているのはあの映像を見た一般市民の多くが感じたことだと思うし、「特別素晴らしい意見」というわけではない。むしろ普通。当たり前。でもテレビでは当たり前の意見が久しく聞かれなかったので、今日の特集はすごく良かった。
東電や政府の会見とか見てたら気が狂いそうになるよ。「○○が壊れてました、でも安全です」みたいな情報を小出しにして、愚かな民の「危険と感じる閾値」を巧みに上げてる。やつら、国民の命を守ることなんて何も考えていない。補償する気もない。いかにパニックを抑えて、なるべく居住地を移動させないで、震災前に近い生活を送らせるか。それだけが仕事だし、その仕事は完璧に成功している。今発表されている情報が、もしわかった時点(3月中)に発表されていたのなら、今頃福島全域と関東の一部はゴーストタウンと化してる。同じように今わかっていることが今発表されているとは限らない。GW明けあたりに「実は魚にもプルトニウムが高濃度入ってました、テヘっ☆3月中にわかってたけど、言うの忘れちゃったぁ。でもでもぉただちに健康に影響は(以下略)」とかね。で、テレビは「汚染域の作物の不買は放射能について誤った知識を持っている馬鹿であり、ただでさえ苦しんでいる被災者を追いつめる人でなし」って愚民を煽ったりね。いや、それ自体はいいんだけど、「いかに安全か」を示すデータが酷いものなので・・・「『あるある大辞典』納豆事件」を彷彿とさせるような・・・安全じゃねーじゃん、みたいな。
そういうわけでテレビには全く期待してなかっただけに、今回の原発作業員の特集が放送されたことに感激した。被災者への不躾インタビューはやめてほしいけど。
しかし、東電は本当に何のつもりでこの劣悪環境を「作って」いるんだろう。
東電幹部に対する怒りの世論を、「みんな待って!現場で頑張っている作業員を責めないで!」と意味不明なすり替えを行う東電社員および原発推進派の方々は多いけど。
「こんなに辛い環境で頑張っているので、応援してね」という演出?
いや、避難所生活での苦労話なら同情できるし何かしてあげたい、とは思うけどさ。原発敷地内は違うよね?あれだけ劣悪環境なのは地震のせいでも津波のせいでもないよね?布団くらい人数分持ってけばいいじゃん。生野菜が足りない?非汚染地域で調理して持って行けばいいじゃん。作る場所と食べる場所が違うのなんて、コンビニでもファミレスでも普通だよね?風呂だって、非汚染域の近場の温泉地とかからお湯汲んでタンクで持って行けばいいじゃん。要は道路が生きてるんだから何だって出来るでしょ。それがないのは原発事故のせいですらない。東電が「敢えて」やらないから。
放射線量がやばくて、物資を届けられない?そこは東電幹部が運転しろ。そのための高給取りだろうが。一応現場では「ただちに健康に影響のない」程度の被曝に収まるように交替で作業してるんだよね?雑魚寝を強いてる「体育館」は長時間いても平気なんだよね?じゃあ大丈夫さ。「ただちに影響」はなくてもそのうちガンになってしまう若者と違い、幹部のじじい連は「ただちに影響」なければ一生影響ないだろうし。まあただちに影響ない訳ないだろうけど。
それとも、「現場で作業をする下々の者に食わせる野菜はねえ。布団もねえ。風呂だあ?どうせ薄汚い身分なんだから贅沢言うな。」ってこと?「ましてや自分たちが現場に行くなんてそんな馬鹿なことがあってたまるか。幹部だぞ。金持ちだぞ。」とか?あるいは「敢えて劣悪環境下におくことにより、作業員同士の仲間意識を強固にし、士気を高める」という作戦だったり?んなあほな。
考えれば考えるほどイライラするわホント・・・まあ私のような一般市民がこんなところでぼやいてても何も変わらないけれど、小倉さんのようなテレビの人が発言するのは影響があると思うので、マスコミにはそういう働きをしてほしい。
ちなみに、次の特集「夏の節電」に対する小倉さんのコメントはどうかと思った(笑)
「節電が何だ。昔は冷房なんてなかったんだ。今の若者は真夏の冷房がない鮨詰め状態の電車で通勤する経験もするべき。」
いやいや、それは突っ込みどころありすぎるだろ。まず中野アナが言うように、冷房なしが命に関わるのは、根性なしの「今の若者」ではなく、子どもやお年寄り。今年が猛暑なら本当にヤバいと思う。
昔は冷房なしの満員電車に耐えたんだろうが、当時と今では気温が違う。去年のような猛暑にも関わらず冷房なしの狭い箱に限界まで詰め込まれたら、ちょくちょく死ぬと思うよ。小倉さん世代もね。
あとね、暑い夏を快適に過ごせるようにとエアコン普及を頑張ってきたのは「今の若者」ではなく小倉さん世代。その結果、都市部の気温を激しく上昇させてきたのも「今の若者」ではなく小倉さん世代。
小倉さんの、良くも悪くも発言が「飲み屋でくだ巻いてるおっさんレベル」であるところが好き。鳥越とかみのもんたとかよりだいぶマシだと思う。
2011年3月30日水曜日
原発14 最悪の事態について
原発13 福島第一原発の現況と、身体への影響 (3/29)
しかし、懲りずに、発信します。主に、
・原子炉の様子
放水手段を見つけ、倍倍の勢いでの悪化は避けられましたが、
最新の詳細は、ここによくまとめられています。
http://www.hattori-ryoichi.gr.
・外部被曝について
直接、放射線に当たることによる影響です。
福島県周辺での、3/24までの二週間の被曝量の合計は、
http://www.asahi.com/
一番外側の黄色い線が「100ミリシーベルト=
http://www.mext.go.jp/
判断は各自してもらえればと思いますが、
福島県以外は、http://atmc.jp/(
・内部被曝について
放射性物質を含む水や食べ物を通じて、体内で起こる被曝です。
今、一番、身近な問題である「水道水」を例に説明します。
まず、各県での放射性物質の量は、http://atmc.
などで見られます。例えば、最近の東京都でのヨウ素131は、
これがどの程度の影響を及ぼすかですが、「100ベクレル/
場所によって違いますが、現在は、気にしても気にしなくても、
(*政府の言う暫定基準値300ベクレル/kgは、
他のものも含め、そのうち、
外部被曝にしても、内部被曝にしても、影響は「ただちに」
・少し、個人的なこと
私は、大学4年の時、科学ジャーナリストの見習いをし、
その時に学んだ知識、物理学科で得た知識、
職業を通じて、
2011年3月29日火曜日
原発12 3/11~3/28までの福島原発事故のまとめ
原子炉の形式は沸騰水型軽水炉である。
沸騰水型軽水炉とは、核分裂反応によって生じた熱で水を沸騰させ、高温・高圧の蒸気として取り出す原子炉のことである。
炉心で取り出された蒸気は汽水分離器と蒸気乾燥機というものを経てタービン発電機に送られ電力を生じている。
【これまでの福島第一原子力発電所の事故の流れ】
<3/11>
・地震の影響により、外部からの電源を失った
・大津波の影響により非常用ディーゼル発電機も故障停止
・1、2、3号機は共に「電源喪失」(全交流電源喪失状態)に陥った
・オイルタンクが大津波によって流出していることが判明。
・そのため1号機と2号機は非常用炉心冷却装置による「冷却装置注水不能」と判断された。
・3号機は、非常用炉心冷却装置の原子炉隔離時冷却系(RCIC系)のポンプが作動している。
(崩壊熱による高温を保ったままの原子炉圧力容器内の燃料棒の損傷が進むと、大量の放射性物質を大気中に放出させることになる)
<3/12>
・原子炉格納容器圧力異常上昇
・2号機の非常用炉心冷却装置の原子炉隔離時冷却系(RCIC系)ポンプが作動していたことを確認
・1号機周辺でセシウムが検出。核燃料の一部が溶け出た可能性があると発表
・1号機の建屋が爆発で吹き飛ぶ
・原子炉格納容器内から漏れ出した蒸気が建屋(たてや)内に充満して発生した水素爆発であると発表
(遮蔽の役割もしていた建屋がなくなる。チェルノブイリの炉心溶融(メルトダウン)し爆発したものとは違う爆発)
<3/13>
・津波の恐れが去ったと判断されたため、1号機への海水の注入作業が再開された。
・使用する海水には、中性子を吸収し核分裂反応を抑える作用のあるホウ酸が添加されていた。
・3号機の非常用炉心冷却装置の高圧注水系が停止。
・3号機の「冷却装置注水不能」と判断された。1号機と同様の水素爆発が懸念される
・3号機の格納容器内の蒸気を排出し、内部の圧力を下げる弁を開けることに成功
(1号機と3号機は依然として十分な水位が確保できず、燃料が露出した状態になっており、海水注入後も水位に大きな変化が見られず、予断を許さない状況)
<3/14>
・3号機の建屋が爆発で吹き飛ぶ
・1号機と同様の水素爆発であると発表
・原子炉格納容器の堅牢性は確保されており、放射性物質が大量に飛散している可能性は低いと発表
・2号機でも原子炉内部に冷却水を送り込むことができなくなった
・2号機の「冷却機能喪失」と判断
・2号機の原子炉の水位が下がったため、海水の注水による冷却が開始
・ポンプの燃料が切れて注入できなくなっていたため、2号機の冷却水が大幅に減少し、燃料棒がすべて露出
・再び海水注入を開始し、次第に水位は回復
<3/15>
・2号機の格納容器内の圧力を低下させるため、0時から弁の開放
・2号機から爆発音
・圧力の値から、2号機の圧力抑制プール(サプレッションプール)が原因と発表
・4号機でも爆発音
・4号機建屋の5階屋根付近が損傷。4階部分より出火
・火は11頃に自然鎮火
・地震発生当時4号機は定期点検中で運転をしていなかったため、出火の原因は不明
(放射線量は一度安定化したものの、夜になり再度、放射能漏れが強まった)
<3/16>
・4号機で3月15日に出火した部分で再び出火
・火は見えなくなったが、鎮火したかどうかは不明
・3号機で白煙が上がり、水蒸気が出たと推測
<3/17>
・使用済み核燃料プールの水位が低下していた3号機に対し、陸上自衛隊第1ヘリコプター団のCH-47ヘリコプター2機が消火バケットを使い、計4回30トンの放水を行った
・警視庁機動隊の高圧放水車、自衛隊の各飛行場から集合した大型破壊機救難消防車と救難消防車が3号機に対して放水を行った
・放水前の放射線量は3.630ミリシーベルト/時、放水後は3.586ミリシーベルト/時で、放射線量に大きな変化は見られなかった
<3/18>
・各号機共用で使用済み燃料を貯蔵するプールの水位が確保されていること、使用済み燃料の乾式輸送容器建屋の外観に異常がないことが確認
・自衛隊の消防車と東電関連社員が運用する在日米軍提供の消防車を使い3号機に放水
・2号機の非常用炉心冷却装置を復帰させるため、東京電力が外部送電線からの予備電源変電設備への受電を完了。建屋内への送電の準備を始めた
<3/19>
・東京消防庁ハイパーレスキュー隊が約350メートルにわたって手作業でホースをつなぎ、屈折放水塔車から3号機に向かって毎分約3トンを放水した。この結果、放射線量は放水を終えた段階でほぼ0ミリシーベルト/時に近い値にまで減少
・6号機の非常用ディーゼル発電機が復旧し、合計2台が使えるようになった
・5号機には仮設の電源車が接続された
・これにより、5・6号機の使用済み核燃料プールの水の循環が可能になり、5号機の燃料プールの冷却機能が回復する。
・5号機で使用済み核燃料プールの冷却を開始。5号機プールの水温は約20度下がり、18時には48度となった
・6号機で使用済み核燃料プールの循環運転を開始
・5・6号機の建屋の屋根に、水素が充満しないよう直径30~75ミリの穴が3カ所ずつ開けられた
・予備電源変電設備から2号機建屋内への電源ケーブル接続を完了
・内部被ばくの危険性が高い放射性ヨウ素131とセシウムなどを検出。ヨウ素131は空気中の吸引濃度限度の約6倍の1ccあたり5.9ミリベクレルだった。これにより、核燃料の損傷が確実となった。
・3号機に向け、ハイパーレスキュー隊が遠距離大量送水装置「スーパーポンパー」と屈折放水塔車を組み合わせた長時間の連続放水を開始した
・海江田万里経済産業大臣から東京消防庁ハイパーレスキュー隊幹部に対して「速やかにやらなければ処分する」との指示が出されて、当初の放水予定の7時間を超える13時間35分に渡って放水を行ったために放水車が壊れる事態となった
・6号機の使用済み核燃料貯蔵プールの冷却機能が回復
<3/20>
・5号機・6号機の使用済み燃料プールの水温がそれぞれ37.1度と41.0度にまで下がり、ほぼ定常温度に戻った
・自衛隊と東京電力が消防車11台で4号機に81トン放水した。4号機への放水は初めて
・5号機は14時30分、6号機は19時27分に冷温停止状態となった
・2号機に通電し、使用済み燃料プールに2時間強で40トンを注水
・防衛省は、放水活動で障害となっているがれきを撤去するため、放射線に対する防護能力が高く、機動性に優れた陸上自衛隊の74式戦車2両と78式戦車回収車1両の派遣を決め、支援車両とともに静岡県御殿場市の陸上自衛隊駒門駐屯地を出発
・再び4号機に80トンを放水
・東京消防庁のハイパーレスキュー隊が3号機の使用済み核燃料プールへ6時間半放水
<3/21>
・福島県楢葉町のJヴィレッジに陸上自衛隊の戦車が到着
・4号機に約90トンを放水
・5号機・6号機の所内電源の一部を非常用電源から外部電源に切り替えた
・5号機の原子炉の本格的な冷却を開始
・3号機の使用済み核燃料の貯蔵プールの上部とみられる場所から黒煙が上がる。放射線量は特に変化無し
・2号機原子炉建屋の山側の屋根の隙間から白煙が上がる
・2号機中央制御室への通電を前に機器や配線を確認したところ、原子炉に給水するポンプが故障していることがわかる
<3/22>
・3号機に向け、東京消防庁と大阪市消防局が180トンの放水
・4号機への外部電源接続が完了し、通電を確認
・4号機のプールに向け、民間企業の協力による大型コンクリートポンプ車を使った放水を開始
・6号機も外部電源接続が完了
・3号機中央制御室の室内照明が点灯。1~6号機、全てで外部電源を受電する準備が完了
・2号機の使用済み核燃料プールが満水になり、水温も51度になったと推定
<3/23>
・計器類の復旧により、1号機では状態の把握が可能になった
・原子炉内の温度が摂氏400度を越えている事が判明。炉内への注水量を増加させることで、摂氏330度にまで低下
・5号機の電源を仮設電源から外部電源に切り替えた際、海水ポンプが停止し、原子炉を冷却できない状態になったため、原因調査
・2号機の原子炉建屋に隣接するタービン建屋地下1階で、これまでで最高の約5分間で50~60ミリシーベルト(約500ミリシーベルト/時)の放射線量を計測したと発表
・東京電力は、敷地正門で11日以降、中性子線が13回検出されていたと発表した。東京電力はこれまで検出回数を2回としていたが、計測器の数値の読み取りを誤ったのが理由とした。
・中性子線は透過力が相対的に強いが、検出された線量は0.01~0.02マイクロシーベルト/時であり、人体に影響はない。これにより、核燃料の一部が損傷している可能性が高まった
<3/24>
・1号機の原子炉内の温度が229度まで低下
・3号機タービン建屋地下でケーブルを敷設する作業を行っていた3人が、40~50分の間に173~180ミリシーベルト被曝
・水たまりに含まれる放射性のヨウ素やセシウム、コバルトなどの合計の放射能は運転中の原子炉内の水の約1万倍にあたる約390万ベクレル/ccで、損傷した燃料棒から放出された核分裂生成物である可能性がある
・1階南放水口付近で採取された海水から、基準値の103.9倍のヨウ素131が4.2ベクレル/cc検出されたと発表
・1号機中央制御室の照明が点灯
・4号機にコンクリートポンプ車で約150トンの注水
<3/25>
・4号機、2号機に使用済燃料プールに燃料プール冷却材浄化系を用いた海水の注入を開始
・1階南放水口から330メートル南側の地点で採取された海水から、炉規則告示濃度限度比1250.8倍、50ベクレル/ccのヨウ素131が検出され、汚染された水が海に流れ出している可能性があると発表
・枝野官房長官は半径20~30キロ圏内の住民に対して、自主避難を要請
・腐食などのトラブルを防ぐため、1号機と3号機の圧力容器内への注水を海水から真水に切り替えた
・北沢防衛相は、真水の不足に備え、米軍からも真水の提供を受けることを発表
・米海軍は、横須賀基地から大量の真水を台船に積み込んで発送した
・1号機タービン建屋地下にたまっている水からも、3号機と同程度の約380万ベクレル/ccの放射性物質が検出
<3/26>
・1階南放水口付近で採取された海水の放射性物質の濃度が、前日の法令基準値の1250倍から1850倍へと上昇した。1階南放水口付近は22日以降上昇傾向にある
・2号機の中央制御室の照明が復帰。これで照明が復帰していない原子炉は4号機のみとなった。
・圧力容器内への淡水の注入が可能となった
<3/27>
・経済産業省が発表した各たまり水の放射線量は以下の通り↓
各号機の溜まり水の測定結果(pdfです)
・3号機にコンクリートポンプ車で放水
<3/28>
・東京電力は、1原発の敷地内5カ所で土壌を採取して分析したところ、今回の事故にともない放出されたとみられる微量のプルトニウムが検出され、そのうち1カ所のプルトニウム238の濃度は、1kgあたりおよそ0.54ベクレルだったと発表
・この濃度は国内の土壌で検出される範囲を超えているものの、人体への影響は0.12マイクロシーベルトと、直ちに影響を及ぼすものではないと説明
原発11 プルトニウム検出
2011年3月26日土曜日
原発10 基準値引き上げ
2011年3月25日金曜日
原発9 単位とうんこ
先日、放射性物質をうんこに喩えたコピペを紹介したが。
http://aqualerius.blogspot.com/2011/03/blog-post_16.html
それになぞらえると、放射能関係の単位が表しているのは、それぞれ
ベクレル(Bq):うんこの臭いを発する能力
グレイ(Gly):その人が嗅いだうんこ臭の量
シーベルト(Sv):上のうんこ臭量に、うんこ臭の種類によって異なる定数をかけたもの。定数は「普通のうんこ臭なら1」、「ニンニク、焼き肉などたらふく食った次の日の朝のうんこ臭なら5」、「相当酷い下痢のうんこ臭なら20」、みたいに、うんこ臭の種類が危険なものになるほど上がっていく。
ということっぽい。「うんこ臭の種類」というのは実際には「α線」「β線」「γ線」「中性子線」など、放射線の種類に対応している。
だから直接人体への影響を議論できる単位は「シーベルト」ということになる。
昨日210 Bq/day x 365 days = 約1 mSv と書いたが、
210 Bqもの放射性ヨウ素を含む水を毎日1年間飲み続けた結果、受ける被曝量は約1 mSv ということだ。ってこれ、東大放射線医療チームが言ってることそのまんまなんだが(笑)やっと理解できた・・・気がする。
首都圏にいる家族や友人が心配だが、実際自分が首都圏にいたとしたら案外どうでもいいかもね。いや、どうでもいいってこたないけど、私は普段から放射性同位体を扱ってるし、エチジウムブロマイドなど危険性の高い発がん性物質も触るし、紫外線浴びまくりだし。「放射能水やべー!ガンは嫌だー!」って言うより先に研究やめろよ、って感じだよね。原爆級の放射性物質が首都圏に降り注いだとしたら、諦めの境地だろうし。
まあでも危険性をきちっと評価してそれでも首都圏に居続けるのと、政府の「安全です」を鵜呑みにして後でガンになって絶望するのとでは全然違うので、これからも原発の話題は書いていきたいと思う。
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追記。
ベクレルからシーベルトに換算できるサイト見つけた。
http://memorva.jp/school/safety/radiation_bq_sv.php
どんな人が書いている記事なのかわからないけど、文章も結構わかりやすいので興味があれば。
2011年3月24日木曜日
原発8 お詫びと訂正
昨日、「放射性ヨウ素入り水道水は煮沸することでヨウ素をある程度飛ばせる」、と書いたのは「東大病院放射線医療チーム」のツイートを参照した。
http://twitter.com/team_nakagawa
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昨日”高揮発性のため、水に含まれたヨウ素は煮沸することで幾分取り除くことができる”、と言いましたが、 固体状のヨウ素分子(I2)の場合でした。水中に存在するヨウ素では、揮発効果はほとんどないため、 煮沸はお勧めできません。お詫びの上、訂正させて頂きます。申し訳ありませんでした。
約6時間前 Echofonから
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ある方にお願いして、煮沸によるヨウ素の濃度変化を検証する実験を、水道水中に含まれるI-131を対象に行いました。その結果、水道水を煮沸すればするほど水蒸気だけが飛んで、I-131が濃縮されました。もし、煮沸しようとされている方がいれば、直ちにやめるようお伝え願います。
約4時間前 Echofonから
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放射線性ヨウ素の半減を待つ(I-131の半減期=8日)くらいしか、手はないと思いますが、そもそも、水道水についても心配はありません。昨日来、報道されている「水道水の放射線能」問題を、このあと考えてみます。
約6時間前 webから
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そして私のブログを信じて水道水を煮沸してしまった人、本当に申し訳ありませんでした。水道水は煮沸しないでください、ということです。もう使っちゃったよね・・・最悪だ・・・。
しかし半減期を待つってどういうことだろう。ペットボトルに水道水を詰めて、冷蔵庫に8日間放置するってことか?つーか半減期って文字通り、「半減」しかしないからね。無くなるわけじゃないから。一ヶ月置いても1/16ってことだから。そんな水飲みたくない・・・放射能よりカビとかの方が怖い。
ところで放射線医療チームは「そもそも、水道水についても心配はありません。」と言っているので、続きをコビペ。
もし210Bq/Lが長期間続くと仮定し、成人でがこの水を毎日1リットル飲むとすると、約1年間飲み続けた場合に1ミリシーベルトに達します。本来は、ヨウ素は「崩壊」によってどんどん減っていくので、実際はもっと少ない被ばく量になります。
1分前 webから
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「公衆被ばく」の限度が100ミリシーベルト(累積)です。つまり、210Bq/L(1リットルあたり210ベクレル)のヨウ素が含まれる水道水は、「公衆被ばく」限度の1/100程度ですから、問題のないレベルであることが分かると思います。
1分未満前 webから
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おお、そうなのかー。シーベルトとかグレイとかベクレルとか、放射能関係は単位がいろいろありすぎてそれらの相関関係がよくわからなかったのだけど。
210ベクレル/日×約365日=約1ミリシーベルトなのね。
ふむふむ。まあそう単純でもないんだろうが、だいたいそんなもんなのね。
で1年間飲み続けたところで公衆被曝限度の1/100に満たないと。それが本当に問題のないレベルなのかは知らんが。
外に出て通常の数倍の放射線を浴び、放射性物質を体表面に付着させ、放射性物質を呼吸によって取り込み、放射線風呂に浸かり、放射線水や牛乳を飲み、放射性物質付き野菜、魚介類その他を食べる。それらトータルで、いつまで問題のないレベルで済むのかわからないけど。